価格定数
ロジック系の関数(iMAなど)を使うためには、価格の情報が必要です。
そのときに使うための定数が用意されています。
価格には、「始値」「終値」「高値」「安値」があります。
それぞれに定数が用意されているので、確認しましょう。
また、定数の代わりに数値を入力しても同じ結果が得られます。
価格定数(ENUM_APPLIED_PRICE)
定数 | 数値 | 説明 |
PRICE_CLOSE | 0 | 終値 |
PRICE_OPEN | 1 | 始値 |
PRICE_HIGH | 2 | 高値 |
PRICE_LOW | 3 | 安値 |
PRICE_MEDIAN | 4 | 平均値1 (高値 + 安値) / 2 |
PRICE_TYPICAL | 5 | 平均値2 (高値 + 安値 + 終値) / 3 |
PRICE_WEIGHTED | 6 | 平均値3 (高値 + 安値 + 終値 + 終値) / 4 |
価格定数の使い方
主にロジック関数の引数として使われます。
ここでは、iMA関数を例にして使ってみます。
double ma = iMA(Symbol(), PERIOD_CURRENT, 7, 0, MODE_SMA, PRICE_CLOSE, 0);
【補足】価格定数の列挙型(ENUM_APPLIED_PRICE)
価格の定数は、ENUM_APPLIED_PRICEという列挙型に含まれています。
列挙型は、定数群をひとまとめにしたものです。
以下のように使います。
ENUM_APPLIED_PRICE appliedPrice = PRICE_CLOSE;
このようにプログラミングすることで、appliedPrice変数に「0」が代入されます。