チャート設定の定数：String型
チャート設定の定数（String型）は、チャート設定関数の引数として使用します。
主に、ChartSetInteger関数と ChartGetInteger関数です。
以下、関数の簡単な説明です。
- ChartSetInteger関数：チャートの状態を設定する
- ChartGetInteger関数：チャートの状態を取得する
ここで注意して欲しいのは、定数の数値が直接設定されるのではなく、定数の項目に値を設定するということです。
そのため定数の他に、別の値を設定する必要があります。
定数によって、入出力可能な型が決まっているので、それも確認しましょう。
チャート操作用の定数には、String型の他にも Double型、Integer型の3種類があります。
ここでは、String型の情報を記載しております。
チャート設定の定数：String型（ENUM_CHART_PROPERTY_STRING）
| 定数 | 説明 |
| CHART_COMMENT | チャートのコメント |
チャート設定の定数：String型の使い方
主に、ChartSetString関数とChartGetString関数で使用されます。
上記の定数を入力しましょう。
すると、その定数に対応した設定値が設定されます。
例えば、以下のように使用します。
//ChartSetString関数
//コメントに"自動売買を作ろう！"を設定
bool chartSetString = ChartSetString(ChartID(), CHART_COMMENT, "自動売買を作ろう！");
//ChartGetString関数
//コメントを取得
string chartGetString = ChartGetString(ChartID(), CHART_COMMENT, 0);
返り値は、ChartSetString関数はbool型で、ChartGetString関数はstring型です。
【補足】チャート設定の定数：String型の列挙型（ENUM_CHART_PROPERTY_STRING）
チャート設定の定数は、ENUM_CHART_PROPERTY_STRINGという列挙型に含まれています。
列挙型は、定数群をひとまとめにしたものです。
以下のように使います。
ENUM_CHART_PROPERTY_STRING chartPropertyString = CHART_COMMENT;上記のようにプログラムすると、chartPropertyString変数に CHART_COMMENTの数値が代入されます。
