テスト結果の定数
テスト結果の定数は、テスト結果を出力するときの関数の引数として使用します。
主に、TesterStatistics関数です。
以下、関数の簡単な説明です。
- TesterStatistics関数:引数によって、テスト結果の情報を出力する
また計算する値は、int型の場合もありますが、出力は全てdouble型になります。
そのため出力された値に対して、型変換(キャスト)をしないとエラーが出ることもありますので、注意しましょう。
テスト結果の定数(ENUM_STATISTICS)
定数 | 説明 |
STAT_INITIAL_DEPOSIT | テスト前の口座残高 |
STAT_WITHDRAWAL | 出金額 |
STAT_PROFIT | 純利益額 参考:STAT_GROSS_PROFIT,STAT_GROSS_LOSS |
STAT_GROSS_PROFIT | 合計利益額 |
STAT_GROSS_LOSS | 合計損失額 |
STAT_MAX_PROFITTRADE | 最大利益額 |
STAT_MAX_LOSSTRADE | 最大損失額 |
STAT_CONPROFITMAX | 連勝時の最大利益額 |
STAT_CONPROFITMAX_TRADES | 最大利益額を記録した連勝数 |
STAT_MAX_CONWINS | 最大連勝数を記録した合計利益額 |
STAT_MAX_CONPROFIT_TRADES | 最大連勝数 |
STAT_CONLOSSMAX | 連敗時の最大損失額 |
STAT_CONLOSSMAX_TRADES | 最大損失額を記録した連勝数 |
STAT_MAX_CONLOSSES | 最大連敗数を記録した合計利益額 |
STAT_MAX_CONLOSS_TRADES | 最大連敗数 |
STAT_BALANCEMIN | 最低の口座残高 |
STAT_BALANCE_DD | 最大ドローダウン |
STAT_BALANCEDD_PERCENT | 最大ドローダウンの割合(%) |
STAT_BALANCE_DDREL_PERCENT | 相対ドローダウンの割合(%) |
STAT_BALANCE_DD_RELATIVE | 相対ドローダウン |
STAT_EQUITYMIN | 最低証拠金 |
STAT_EQUITY_DD | 証拠金に対する最大ドローダウン |
STAT_EQUITYDD_PERCENT | 証拠金に対する最大ドローダウンの割合(%) |
STAT_EQUITY_DDREL_PERCENT | 証拠金に対する相対ドローダウンの割合(%) |
STAT_EQUITY_DD_RELATIVE | 証拠金に対する相対ドローダウン |
STAT_EXPECTED_PAYOFF | 期待利益額 |
STAT_PROFIT_FACTOR | プロフィットファクター |
STAT_RECOVERY_FACTOR | リカバリーファクター |
STAT_SHARPE_RATIO | シャープレシオ |
STAT_MIN_MARGINLEVEL | 最小マージンレベル |
STAT_CUSTOM_ONTESTER | 最適化された値 |
STAT_DEALS | 約定数 |
STAT_TRADES | 取引数 |
STAT_PROFIT_TRADES | 勝ち数 |
STAT_LOSS_TRADES | 負け数 |
STAT_SHORT_TRADES | 売りエントリー数 |
STAT_LONG_TRADES | 買いエントリー数 |
STAT_PROFIT_SHORTTRADES | 売りの利益額 |
STAT_PROFIT_LONGTRADES | 買いの利益額 |
STAT_PROFITTRADES_AVGCON | 連勝の平均 |
STAT_LOSSTRADES_AVGCON | 連敗の平均 |
テスト結果の定数の使い方
主に、TesterStatistics関数で使用されます。
TesterStatistics関数の引数は1つだけなので、上記の定数を入力しましょう。
すると、その定数に対応した結果が返されます。
例えば、以下のように使用します。
//TesterStatistics関数
//プロフィットファクターを取得
double testerStatistics = TesterStatistics(STAT_PROFIT_FACTOR);
返り値は全てdouble型です。
【補足】テスト結果の定数の列挙型(ENUM_STATISTICS)
テスト結果の定数は、ENUM_STATISTICSという列挙型に含まれています。
列挙型は、定数群をひとまとめにしたものです。
以下のように使います。
ENUM_STATISTICS statistics = STAT_PROFIT_FACTOR;
上記のようにプログラムすると、statictics変数に STAT_PROFIT_FACTORの数値が代入されます。