【MQL4定数】テスト結果の定数(ENUM_STATISTICS)

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テスト結果の定数

テスト結果の定数は、テスト結果を出力するときの関数の引数として使用します。

主に、TesterStatistics関数です。

以下、関数の簡単な説明です。

  • TesterStatistics関数:引数によって、テスト結果の情報を出力する

 

また計算する値は、int型の場合もありますが、出力は全てdouble型になります。

そのため出力された値に対して、型変換(キャスト)をしないとエラーが出ることもありますので、注意しましょう。

 

テスト結果の定数(ENUM_STATISTICS)

定数説明
STAT_INITIAL_DEPOSITテスト前の口座残高
STAT_WITHDRAWAL出金額
STAT_PROFIT純利益額
参考:STAT_GROSS_PROFIT,STAT_GROSS_LOSS
STAT_GROSS_PROFIT合計利益額
STAT_GROSS_LOSS合計損失額
STAT_MAX_PROFITTRADE最大利益額
STAT_MAX_LOSSTRADE最大損失額
STAT_CONPROFITMAX連勝時の最大利益額
STAT_CONPROFITMAX_TRADES最大利益額を記録した連勝数
STAT_MAX_CONWINS最大連勝数を記録した合計利益額
STAT_MAX_CONPROFIT_TRADES最大連勝数
STAT_CONLOSSMAX連敗時の最大損失額
STAT_CONLOSSMAX_TRADES最大損失額を記録した連勝数
STAT_MAX_CONLOSSES最大連敗数を記録した合計利益額
STAT_MAX_CONLOSS_TRADES最大連敗数
STAT_BALANCEMIN最低の口座残高
STAT_BALANCE_DD最大ドローダウン
STAT_BALANCEDD_PERCENT最大ドローダウンの割合(%)
STAT_BALANCE_DDREL_PERCENT相対ドローダウンの割合(%)
STAT_BALANCE_DD_RELATIVE相対ドローダウン
STAT_EQUITYMIN最低証拠金
STAT_EQUITY_DD証拠金に対する最大ドローダウン
STAT_EQUITYDD_PERCENT証拠金に対する最大ドローダウンの割合(%)
STAT_EQUITY_DDREL_PERCENT証拠金に対する相対ドローダウンの割合(%)
STAT_EQUITY_DD_RELATIVE証拠金に対する相対ドローダウン
STAT_EXPECTED_PAYOFF期待利益額
STAT_PROFIT_FACTORプロフィットファクター
STAT_RECOVERY_FACTORリカバリーファクター
STAT_SHARPE_RATIOシャープレシオ
STAT_MIN_MARGINLEVEL最小マージンレベル
STAT_CUSTOM_ONTESTER最適化された値
STAT_DEALS約定数
STAT_TRADES取引数
STAT_PROFIT_TRADES勝ち数
STAT_LOSS_TRADES負け数
STAT_SHORT_TRADES売りエントリー数
STAT_LONG_TRADES買いエントリー数
STAT_PROFIT_SHORTTRADES売りの利益額
STAT_PROFIT_LONGTRADES買いの利益額
STAT_PROFITTRADES_AVGCON連勝の平均
STAT_LOSSTRADES_AVGCON連敗の平均

 

テスト結果の定数の使い方

主に、TesterStatistics関数で使用されます。

TesterStatistics関数の引数は1つだけなので、上記の定数を入力しましょう。

すると、その定数に対応した結果が返されます。

例えば、以下のように使用します。

  //TesterStatistics関数
  //プロフィットファクターを取得
  double testerStatistics = TesterStatistics(STAT_PROFIT_FACTOR);

 

返り値は全てdouble型です。

 

【補足】テスト結果の定数の列挙型(ENUM_STATISTICS)

テスト結果の定数は、ENUM_STATISTICS​という列挙型に含まれています。

列挙型は、定数群をひとまとめにしたものです。

以下のように使います。

ENUM_STATISTICS statistics = STAT_PROFIT_FACTOR;

上記のようにプログラムすると、statictics変数に STAT_PROFIT_FACTORの数値が代入されます。