移動平均の計算方法の設定定数(ENUM_MA_METHOD)
移動平均の計算方法の設定定数は、ロジック関数の引数として使用します。
ロジック関数は、移動平均を計算する関数が多数あり、移動平均を計算する方法を設定することができます。
その設定をするために、移動平均の計算方法の設定定数を使うと良いでしょう。
例えば、単純移動平均で計算するといったような設定をすることができます。
それぞれ、ma_method引数の入力値として、移動平均の計算方法の設定定数を使うことができます。
移動平均の計算方法の設定定数(ENUM_MA_METHOD)
定数 | 説明 |
MODE_EMA | 平滑移動平均で計算する |
MODE_LWMA | 加重移動平均で計算する |
MODE_SMA | 単純移動平均で計算する |
MODE_SMMA | 指数移動平均で計算する |
移動平均の計算方法の設定定数(ENUM_MA_METHOD)の使い方
主に、移動平均を使うロジック関数で使用されます。
それぞれ、ma_method引数の入力値として、移動平均の計算方法の設定定数を使うことができます。
上記の定数を入力しましょう。
すると、その定数に対応した計算方法が設定されます。
例えば、以下のように使用します。
//iMA関数
//単純移動平均で計算する
double ma = iMA(Symbol(), PERIOD_CURRENT, 7, 0, MODE_SMA, PRICE_CLOSE, 0);
//iStochastic関数
//平滑移動平均で計算する
double stochastic = iStochastic(Symbol(), PERIOD_CURRENT, 5, 3, 0, MODE_EMA, STO_LOWHIGH, MODE_SIGNAL, 0);
【補足】移動平均の計算方法の設定定数の列挙型(ENUM_MA_METHOD)
時系列設定の定数は、ENUM_MA_METHODという列挙型に含まれています。
列挙型は、定数群をひとまとめにしたものです。
以下のように使います。
ENUM_MA_METHOD ma_method = MODE_SMA;
上記のようにプログラムすると、ma_method変数に MODE_SMAの数値が代入されます。