アローコードの定数(Arrow Code)
アローコードの定数は、オブジェクトの矢印の種類を設定するときに使われます。
アローコードとは、チャート上に表示する矢印オブジェクトの種類を、定数にしたものです。
例えば、上矢印を表示したい場合は、SYMBOL_ARROWUPを使います。
アローコードは、ObjectSetInteger関数、ObjectGetInteger関数で使われます。
簡単に関数の説明です。
- ObjectSetInteger関数:オブジェクトの状態を設定する
- ObjectGetInteger関数:オブジェクトの状態を取得する
それぞれ、OBJPROP_ARROWCODEの設定値として、アローコードの定数が使われます。
アローコードの定数(Arrow Code)
定数 | 説明 |
SYMBOL_THUMBSUP | 親指アップの矢印 |
SYMBOL_THUMBSDOWN | 親指ダウンの矢印 |
SYMBOL_ARROWUP | 上矢印 |
SYMBOL_ARROWDOWN | 下矢印 |
SYMBOL_STOPSIGN | ストップサイン(バツ) |
SYMBOL_CHECKSIGN | チェックサイン(チェック) |
SYMBOL_LEFTPRICE | 左側に価格を表示 |
SYMBOL_RIGHTPRICE | 右側に価格を表示 |
アローコードの定数(Arrow Code)の使い方
ObjectSetInteger関数、ObjectGetInteger関数で使用されます。
それぞれ、OBJPROP_ARROWCODEの設定値として、アローコードの定数が使われます。
上記の定数を入力しましょう。
すると、その定数に対応した矢印の種類が設定されます。
例えば、以下のように使用します。
//ObjectSetInteger関数
//オブジェクトを上矢印に設定
bool objectSetInteger = ObjectSetInteger(ChartID(), "自動売買を作ろう!", OBJPROP_ARROWCODE, SYMBOL_ARROWUP);
//ObjectGetInteger関数
//オブジェクトのアローコードを取得
bool objectGetInteger = ObjectGetInteger(ChartID(), "自動売買を作ろう!", OBJPROP_ARROWCODE);