その他定数
その他定数は、プログラムの状態を定数にしたものです。
他の定数と違い、特別な意味をもつ定数が多いことが特徴です。
その他定数
定数 | 数値 | 説明 |
NULL | 0 | 全てのデータ型のゼロ値 |
EMPTY | -1 | パラメータの空の値 |
EMPTY_VALUE | 2147483647 | インジケータバッファの空の値 |
CLR_NONE clrNONE | -1 | 無色の値 |
CHARTS_MAX | 100 | ターミナルで同時に開けるチャートの最大数 |
INVALID_HANDLE | -1 | 無効なハンドル |
IS_DEBUG_MODE | 0以外:デバッグモードON 0:デバッグモードOFF | MQL4プログラムのデバッグモードフラグ |
IS_PROFILE_MODE | 0以外:プロファイリングモードON 0:プロファイリングモードOFF | MQL4プログラムのプロファイリングモードフラグ |
WHOLE_ARRAY | 0 | 全ての配列要素を処理する |
WRONG_VALUE | 1 | 他列挙型へキャスト可能 |
その他定数の使い方
その他定数の中で、一番多く使う定数が、NULLです。
NULLは全てのデータ型のゼロ値として扱われるため、変数の初期化などに使われることが多い定数です。
例えば、以下のように使用します。
void OnInit() {
int dataInt = NULL;
double dataDouble = NULL;
string dataString = NULL;
}
上記のように記述することで、どんな変数でも初期化することができます。