【MQL4定数】アローコードの定数(Arrow Code)

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アローコードの定数(Arrow Code)

アローコードの定数は、オブジェクトの矢印の種類を設定するときに使われます。

アローコードとは、チャート上に表示する矢印オブジェクトの種類を、定数にしたものです。

例えば、上矢印を表示したい場合は、SYMBOL_ARROWUPを使います。

 

アローコードは、ObjectSetInteger関数、ObjectGetInteger関数で使われます。

簡単に関数の説明です。

  • ObjectSetInteger関数:オブジェクトの状態を設定する
  • ObjectGetInteger関数:オブジェクトの状態を取得する

 

それぞれ、OBJPROP_ARROWCODEの設定値として、アローコードの定数が使われます。

 

アローコードの定数(Arrow Code)

定数説明
SYMBOL_THUMBSUP親指アップの矢印
SYMBOL_THUMBSDOWN親指ダウンの矢印
SYMBOL_ARROWUP上矢印
SYMBOL_ARROWDOWN下矢印
SYMBOL_STOPSIGNストップサイン(バツ)
SYMBOL_CHECKSIGNチェックサイン(チェック)
SYMBOL_LEFTPRICE左側に価格を表示
SYMBOL_RIGHTPRICE右側に価格を表示

 

アローコードの定数(Arrow Code)の使い方

ObjectSetInteger関数、ObjectGetInteger関数で使用されます。

それぞれ、OBJPROP_ARROWCODEの設定値として、アローコードの定数が使われます。

上記の定数を入力しましょう。

すると、その定数に対応した矢印の種類が設定されます。

例えば、以下のように使用します。

  //ObjectSetInteger関数
  //オブジェクトを上矢印に設定
   bool objectSetInteger = ObjectSetInteger(ChartID(), "自動売買を作ろう!", OBJPROP_ARROWCODE, SYMBOL_ARROWUP);

  //ObjectGetInteger関数
  //オブジェクトのアローコードを取得
   bool objectGetInteger = ObjectGetInteger(ChartID(), "自動売買を作ろう!", OBJPROP_ARROWCODE);