ファイル定数(FILE_○○)
ファイル定数は、プログラムでファイルを開くときに使用されます。
ファイルを開くとき、いくつかの条件を指定することができます。
条件を指定することで、セキュリティを高めたり、ファイルを正しく読み込むことができるようになります。
ファイル定数は以下の関数で使用されます。
- FileOpen関数:ファイルを開く
- FileCopy関数:ファイルをコピーする
- FileMove関数:ファイルを移動させる
- FileIsExist関数:ファイルの存在を確認する
ファイル定数(FILE_○○)
定数 | 説明 |
FILE_READ | ファイルを読み込み可能で開く |
FILE_WRITE | ファイルを書き込み可能で開く |
FILE_BIN | バイナリファイルを開く |
FILE_CSV | CSVファイルを開く |
FILE_TXT | テキストファイルを開く |
FILE_ANSI | ANSIファイルを開く |
FILE_UNICODE | UNICODEファイルを開く |
FILE_SHARE_READ | 複数のプログラムから読み込み可能で開く |
FILE_SHARE_WRITE | 複数のプログラムから書き込み可能で開く |
FILE_REWRITE | ファイルを上書き可能で開く |
FILE_COMMON | ファイルパス(\Terminal\Common\Files) |
ファイル定数(FILE_○○)の使い方
ファイル定数は、主にFileOpen関数で使用します。
ファイルを開くときの条件を指定するために、ファイル定数を使います。
また、条件は複数指定することが可能です。
複数指定する場合は、FILE_READ | FILE_WRITE | FILE_CSV のように「|」でつなぐように記述してください。
例えば、以下のように使用します。
void OnInit() {
//ファイル名
const string filename = "test.csv";
//ファイルハンドラ
int filehandle;
//ファイルを開く(読み込み可能・書き込み可能・CSVファイル)
filehandle = FileOpen( filename , FILE_READ | FILE_WRITE | FILE_CSV );
}
上記のように記述することで、ファイルを開くときに条件を指定することができます。