【MQL4定数】ファイル情報取得定数:Integer型(ENUM_FILE_PROPERTY_INTEGER)

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ファイル情報取得定数:Integer型(ENUM_FILE_PROPERTY_INTEGER)

ファイル情報取得定数:Integer型(ENUM_FILE_PROPERTY_INTEGER)は、読み込んだファイルの情報を取得するための定数です。

ファイルサイズや更新日などを取得することができるようになります。

ファイル情報取得定数:Integer型を使うには、以下の関数を使います。

  • FileGetInteger関数:ファイルの情報を取得する関数

ファイル情報取得定数:Integer型(ENUM_FILE_PROPERTY_INTEGER)

定数説明
FILE_EXISTSファイルの存在確認
FILE_CREATE_DATE作成日
FILE_MODIFY_DATE更新日
FILE_ACCESS_DATE最終アクセス日
FILE_SIZEファイルサイズ(バイト単位)
FILE_POSITIONファイルのポインタ位置
FILE_ENDファイルの終わり記号を取得
FILE_LINE_END行の終わり記号を取得
FILE_IS_COMMONファイルは共有フォルダで開かれている(FILE_COMMON参照)
FILE_IS_TEXTファイルはテキスト形式(FILE_TXT参照)
FILE_IS_BINARYファイルはバイナリ形式(FILE_BIN参照)
FILE_IS_CSVファイルはCSV形式(FILE_CSV参照)
FILE_IS_ANSIファイルはANSI形式(FILE_ANSI参照)
FILE_IS_READABLEファイルは読み取り可能(FILE_READ参照)
FILE_IS_WRITABLEファイルは書き込み可能(FILE_WRITE参照)

ファイル情報取得定数:Integer型の使い方

主に、FileGetInteger関数で使用されます。

FileGetInteger関数の第2引数(property_id)として、ファイル情報取得定数:Integer型が使用されます。

例えば、以下のように使用します。

void OnInit()
  {
   //ファイルパスを指定
   string path = "folder/data.csv";

   //ファイルを読み込み可能・CSV形式で読み込む
   int handle = FileOpen(path,FILE_READ|FILE_CSV);
   
   //ファイルの読み込みエラーチェック
   if(handle != INVALID_HANDLE)
     {
      //読み込んだファイルのサイズを取得
      long fileInfo = FileGetInteger(handle,FILE_SIZE);

      //ファイルサイズを表示
      Print(fileInfo);

      //ファイルを閉じる
      FileClose(handle);
     }
   }

【補足】ファイル情報取得定数:Integer型の列挙型(ENUM_FILE_PROPERTY_INTEGER)

ファイル情報取得定数:Integer型は、ENUM_FILE_PROPERTY_INTEGER​という列挙型に含まれています。

列挙型は、定数群をひとまとめにしたものです。

以下のように使います。

ENUM_FILE_PROPERTY_INTEGER filePropertyInteger = FILE_SIZE;

上記のようにプログラムすると、filePropertyInteger変数に FILE_SIZEの値が代入されます。