【MQL4定数】ギャンラインのトレンド方向の定数(ENUM_GANN_DIRECTION​)

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ギャンラインのトレンド方向の定数

ギャンラインのトレンド方向の定数は、ギャンラインのトレンド方向を設定するときに使われます。

トレンド方向とは、上昇トレンドか下降トレンドかのどちらかです。

設定するには、ObjectSetInteger関数で設定します。

簡単に関数の説明です。

  • ObjectSetInteger関数:オブジェクトの状態を設定する

 

それぞれ、OBJPROP_DIRECTIONの設定値として、ギャンラインのトレンド方向の定数が使われます。

 

ギャンラインのトレンド方向の定数(ENUM_GANN_DIRECTION​)

定数説明
GANN_UP_TREND上昇トレンドに設定
GANN_DOWN_TREND下降トレンドに設定

 

ギャンラインのトレンド方向の定数の使い方

主に、ObjectSetInteger関数で使用されます。

それぞれ、OBJPROP_DIRECTIONの設定値として、ギャンラインのトレンドの方向を設定します。

上記の定数を入力しましょう。

すると、その定数に対応したトレンド方向が設定されます。

例えば、以下のように使用します。

  //ObjectSetInteger関数
  //ギャンラインを上昇トレンドに設定する
   bool objectSetInteger = ObjectSetInteger(ChartID(), "自動売買を作ろう!", OBJPROP_DIRECTION, GANN_UP_TREND);

 

返り値はbool型です。

成功すればture、失敗すればfalseが返ってきます。

 

【補足】ギャンラインのトレンド方向の定数の列挙型(ENUM_GANN_DIRECTION​)

ギャンラインのトレンド方向の定数は、ENUM_GANN_DIRECTION​という列挙型に含まれています。

列挙型は、定数群をひとまとめにしたものです。

以下のように使います。

ENUM_GANN_DIRECTION gannDirection = GANN_UP_TREND;

上記のようにプログラムすると、gannDirection変数に GANN_UP_TRENDの数値が代入されます。