【MQL4定数】オブジェクト設定の定数:Double型(ENUM_OBJECT_PROPERTY_DOUBLE)

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オブジェクト設定の定数(Double型)

オブジェクト設定の定数(Double型)は、オブジェクト設定関数の引数として使用します。

主に、ObjectSetDouble関数と ObjectGetDouble関数です。

以下、関数の簡単な説明です。

  • ObjectSetDouble関数:オブジェクトの状態を設定する
  • ObjectGetDouble関数:オブジェクトの状態を取得する

 

ここで注意して欲しいのは、定数の数値が直接設定されるのではなく、定数の項目に値を設定するということです。

そのため定数の他に、別の値を設定する必要があります。

定数によって、入出力可能な型が決まっているので、それも確認しましょう。

 

オブジェクト設定の定数には、Double型の他にもInteger型String型の3種類があります。

ここでは、Double型の情報を記載しております。

 

オブジェクト設定の定数:Double型(ENUM_OBJECT_PROPERTY_DOUBLE)

定数入出力の型設定する項目
OBJPROP_PRICEdoubleオブジェクトの位置(価格)
OBJPROP_LEVELVALUEdoubleレベルラインの設定
OBJPROP_SCALEdoubleオブジェクトのスケール
OBJPROP_ANGLEdoubleオブジェクトの角度
OBJPROP_DEVIATIONdouble標準偏差値

 

オブジェクト設定の定数(Double型)の使い方

主に、ObjectSetDouble関数と ObjectGetDouble関数で使用されます。

ObjectSetDouble関数を実行する場合は、定数の他にDouble型の値を入力します。

ObjectGetDouble関数を実行する場合は、定数だけで問題ありません。

例えば、以下のように使用します。

  //ObjectSetDouble関数
  //オブジェクトの位置(価格)を110.000に設定
  bool objectSetDouble = ObjectSetDouble( ChartID(), "自動売買を作ろう!", OBJPROP_PRICE, 110.000 );


  //ObjectGetDouble関数
  //オブジェクトの位置(価格)を取得
  double objectGetDouble = ObjectGetDouble( ChartID(), "自動売買を作ろう!", OBJPROP_PRICE );

 

返り値はObjectSetDouble関数はbool型で、ObjectGetDouble関数はDouble型です。

実際にプログラミングするときは、上記の表にしたがって、正しい変数の型を入力・出力してください。

 

【補足】オブジェクト設定の定数の列挙型(ENUM_OBJECT_PROPERTY_DOUBLE)

オブジェクト設定の定数(Double型)は、ENUM_OBJECT_PROPERTY_DOUBLE​という列挙型に含まれています。

列挙型は、定数群をひとまとめにしたものです。

以下のように使います。

ENUM_OBJECT_PROPERTY_DOUBLE objectPropertyDouble = OBJPROP_PRICE;

上記のようにプログラムすると、objectPropertyDouble変数に OBJPROP_PRICEの数値が代入されます。