注文執行モードの定数
注文執行の定数は、証券会社の注文執行モードを調べるときに使用されます。
主に、SymbolInfoInteger関数で使用されます。
それぞれ、SymbolInfoInteger関数の SYMBOL_TRADE_EXEMODEの返り値として使用されます。
注文執行モードの定数(ENUM_SYMBOL_TRADE_EXECUTION)
定数 | 説明 |
SYMBOL_TRADE_EXECUTION_REQUEST | リクエストモード (提示された価格で約定) |
SYMBOL_TRADE_EXECUTION_INSTANT | 即時執行モード (約定価格を最優先) (NDD方式) |
SYMBOL_TRADE_EXECUTION_MARKET | マーケットモード (約定を最優先) (DD方式) |
注文執行モードの定数の使い方
主に、SymbolInfoInteger関数で使用されます。
それぞれ、SymbolInfoInteger関数の SYMBOL_TRADE_EXEMODEの返り値として使用されます。
ENUM_SYMBOL_TRADE_EXECUTION型の変数を作り、その変数にSymbolInfoIntegerの返り値を代入しましょう。
例えば、以下のように使用します。
SymbolInfoIntegerの返り値を ENUM_SYMBOL_TRADE_EXECUTION型にキャスト(型変換)し、変数に代入しています。
//SymbolInfoInteger関数
//プログラムのライセンス情報を取得
ENUM_SYMBOL_TRADE_EXECUTION symbolTradeExecution = (ENUM_SYMBOL_TRADE_EXECUTION)SymbolInfoInteger(SYMBOL_TRADE_EXEMODE);
返り値は ENUM_SYMBOL_TRADE_EXECUTION型です。
【補足】注文執行モードの定数の列挙型(ENUM_SYMBOL_TRADE_EXECUTION)
注文執行モードの定数は、ENUM_SYMBOL_TRADE_EXECUTIONという列挙型に含まれています。
列挙型は、定数群をひとまとめにしたものです。
以下のように使います。
ENUM_SYMBOL_TRADE_EXECUTION symbolTradeExecution = SYMBOL_TRADE_EXECUTION_INSTANT;
上記のようにプログラムすると、symbolTradeExecution変数に SYMBOL_TRADE_EXECUTION_INSTANTの数値が代入されます。