【MQL4定数】チャート設定の定数:Double型(ENUM_CHART_PROPERTY_DOUBLE)

【辞書】MQLリファレンス

チャート設定の定数:Double型

チャート設定の定数(Double型)は、チャート設定関数の引数として使用します。

主に、ChartSetDouble関数と ChartGetDouble関数です。

以下、関数の簡単な説明です。

  • ChartSetDouble関数:チャートの状態を設定する
  • ChartGetDouble関数:チャートの状態を取得する

 

ここで注意して欲しいのは、定数の数値が直接設定されるのではなく、定数の項目に値を設定するということです。

そのため定数の他に、別の値を設定する必要があります。

 

チャート操作用の定数には、Double型の他にも String型Integer型の3種類があります。

ここでは、Double型の情報を記載しております。

 

チャート設定の定数:Double型(ENUM_CHART_PROPERTY_DOUBLE)

定数説明
CHART_SHIFT_SIZE右端のインデントのサイズ(bar)
CHART_FIXED_POSITIONチャート固定位置(%)
CHART_FIXED_MAXチャート固定の上限
CHART_FIXED_MINチャート固定の下限
CHART_POINTS_PER_BARチャートのスケール固定(point / bar)
CHART_PRICE_MINチャートの最小値
CHART_PRICE_MAXチャートの最大値

 

チャート設定の定数:Double型の使い方

主に、ChartSetDouble関数とChartGetDouble関数で使用されます。

上記の定数を入力しましょう。

すると、その定数に対応した設定値が設定されます。

例えば、以下のように使用します。

  //ChartSetDouble関数
  //右端のインデントのサイズを10barに設定
  bool chartSetDouble = ChartSetDouble(ChartID(), CHART_SHIFT_SIZE, 10);

  //ChartGetDouble関数
  //右端のインデントのサイズを取得
  double chartGetDouble = ChartGetDouble(ChartID(), CHART_SHIFT_SIZE, 0);

 

返り値は、ChartSetDouble関数はbool型で、ChartGetDouble関数はdouble型です。

 

【補足】チャート設定の定数:Double型の列挙型(ENUM_CHART_PROPERTY_DOUBLE)

チャート設定の定数は、ENUM_CHART_PROPERTY_DOUBLE​という列挙型に含まれています。

列挙型は、定数群をひとまとめにしたものです。

以下のように使います。

ENUM_CHART_PROPERTY_DOUBLE chartPropertyDouble = CHART_SHIFT_SIZE;

上記のようにプログラムすると、chartPropertyDouble変数に CHART_SHIFT_SIZEの数値が代入されます。