コンパイルに使用する定数(__○○__)
コンパイルに使用する定数は、コンパイルするときに使用します。
そのため、プログラムに記述することはほとんど無い定数です。
しかし、プログラムをデバッグするときに、とても便利な定数なので、プログラムを書くかたは、知っておくと良いでしょう。
ちなみにアンダーバーは、前後に2つずつです。
コンパイルに使用する定数を使用する関数は、特にありません。
定数単体として使うだけで、情報を参照することができます。
コンパイルに使用する定数(__○○__)
定数 | 説明 |
__DATE__ | コンパイル時の日付 |
__DATETIME__ | コンパイル時の日時 |
__LINE__ | 定数が記述されたプログラムの行数 |
__FILE__ | コンパイルしたファイル名 |
__PATH__ | コンパイルしたファイルへの絶対パス |
__FUNCTION__ | 定数が記述された関数名 |
__FUNCSIG__ | 定数が記述された関数のシグネチャ |
__MQLBUILD__ | コンパイラのビルド番号 |
__MQL4BUILD__ | コンパイラのビルド番号 |
コンパイルに使用する定数(__○○__)の使い方
定数をプログラムに記述するだけで、その定数に対応した情報を取得することができます。
例えば、以下のように使用します。
void OnInit() {
Print(" 関数名= ",__FUNCTION__," ソースコード行数 = ",__LINE__); // ソースコードの7行目
}
上記のように記述すると、以下のように表示されます。
「出力結果:関数名= OnInit ソースコード行数 = 7」