【MQL4関数】OrderTicket関数の使い方!チケット番号の取得方法

【中級編】MQLプログラムの読み方・書き方
朝日奈りさ
朝日奈りさ

ポジションのチケット番号を使いたいけど、どうしたら取得できるの?

OrderTicket関数とは

OrderTicket関数は、ポジションのチケット番号を返す関数です。

ポジションを選択した後に使う関数なので、OrderSelect関数の後に使用します。

OrderTicket関数を使う場面は少ないですが、決済注文を出すときに使う関数なので、「そういえばチケット番号を取得する関数があったよなぁ」程度に覚えておきましょう。

 

OrderTicket関数の書き方

OrderTicket関数の使い方は、基本的な関数と同じです。

関数をマスターしていない方はこちらの記事が参考になります。

 

基本的な書き方

OrderTicket関数の基本的な書き方は以下の通りです。

int ticketNum = OrderTicket();

 

このように返り値は int型で、引数はありません。

まずは返り値を見ていきましょう。

 

返り値(戻り値)

OrderTicket関数の返り値は int型です。

チケット番号が返ってきます。

FX会社にもよりますが、具体的には6〜10桁の番号です。

 

OrderTicket関数の具体的な使い方(サンプルあり)

OrderTicket関数は、主に OrderClose関数(決済注文を出す関数)を使うときに使います。

具体的には以下のようなプログラムです。

//保有ポジションを一つ選択
if(OrderSelect(i, SELECT_BY_POS, MODE_TRADES))
   {

      //チケット番号を取得
      int ticketNum = OrderTicket();

      //ポジションを決済
      bool orderClose = OrderClose( ticketNum, OrderLots(), OrderClosePrice(), 10, clrNONE);

   }

 

 

初めに、OrderSelect関数でポジションを選択し、OrderTicket関数でチケット番号を取得します。

その後にチケット番号を利用して、OrderClose関数を実行します。

 

OrderTicket関数は、このように他の関数と組み合わせて使うことが多いです。

決済注文(OrderClose関数)を出すときに、覚えておくと便利な関数なので、覚えておくと良いでしょう。

 

まとめ

OrderTicket関数はポジションのチケット番号を返す関数です。

単体で使われることは少なく、OrderClose関数などと組み合わせて使います。

サンプルプログラムは OrderClose関数の記事にありますので、そちらからご利用ください。