ポジションのチケット番号を使いたいけど、どうしたら取得できるの?
OrderTicket関数とは
OrderTicket関数は、ポジションのチケット番号を返す関数です。
ポジションを選択した後に使う関数なので、OrderSelect関数の後に使用します。
OrderTicket関数を使う場面は少ないですが、決済注文を出すときに使う関数なので、「そういえばチケット番号を取得する関数があったよなぁ」程度に覚えておきましょう。
OrderTicket関数の書き方
OrderTicket関数の使い方は、基本的な関数と同じです。
関数をマスターしていない方はこちらの記事が参考になります。
基本的な書き方
OrderTicket関数の基本的な書き方は以下の通りです。
int ticketNum = OrderTicket();
このように返り値は int型で、引数はありません。
まずは返り値を見ていきましょう。
返り値(戻り値)
OrderTicket関数の返り値は int型です。
チケット番号が返ってきます。
FX会社にもよりますが、具体的には6〜10桁の番号です。
OrderTicket関数の具体的な使い方(サンプルあり)
OrderTicket関数は、主に OrderClose関数(決済注文を出す関数)を使うときに使います。
具体的には以下のようなプログラムです。
//保有ポジションを一つ選択
if(OrderSelect(i, SELECT_BY_POS, MODE_TRADES))
{
//チケット番号を取得
int ticketNum = OrderTicket();
//ポジションを決済
bool orderClose = OrderClose( ticketNum, OrderLots(), OrderClosePrice(), 10, clrNONE);
}
初めに、OrderSelect関数でポジションを選択し、OrderTicket関数でチケット番号を取得します。
その後にチケット番号を利用して、OrderClose関数を実行します。
OrderTicket関数は、このように他の関数と組み合わせて使うことが多いです。
決済注文(OrderClose関数)を出すときに、覚えておくと便利な関数なので、覚えておくと良いでしょう。
まとめ
OrderTicket関数はポジションのチケット番号を返す関数です。
単体で使われることは少なく、OrderClose関数などと組み合わせて使います。
サンプルプログラムは OrderClose関数の記事にありますので、そちらからご利用ください。