【MQL4定数】その他定数

【辞書】MQLリファレンス

その他定数

その他定数は、プログラムの状態を定数にしたものです。

他の定数と違い、特別な意味をもつ定数が多いことが特徴です。

その他定数

定数数値説明
NULL0全てのデータ型のゼロ値
EMPTY-1パラメータの空の値
EMPTY_VALUE2147483647インジケータバッファの空の値
CLR_NONE
clrNONE
-1無色の値
CHARTS_MAX100ターミナルで同時に開けるチャートの最大数
INVALID_HANDLE-1無効なハンドル
IS_DEBUG_MODE0以外:デバッグモードON
0:デバッグモードOFF
MQL4プログラムのデバッグモードフラグ
IS_PROFILE_MODE0以外:プロファイリングモードON
0:プロファイリングモードOFF
MQL4プログラムのプロファイリングモードフラグ
WHOLE_ARRAY0全ての配列要素を処理する
WRONG_VALUE1他列挙型へキャスト可能

その他定数の使い方

その他定数の中で、一番多く使う定数が、NULLです。

NULLは全てのデータ型のゼロ値として扱われるため、変数の初期化などに使われることが多い定数です。

例えば、以下のように使用します。

void OnInit() {
    int dataInt = NULL;
    double dataDouble = NULL;
    string dataString = NULL;
}

 上記のように記述することで、どんな変数でも初期化することができます。